発達障害人の多くは、体幹が弱い傾向にあります。(体幹が本当にあるのか否かという議論はさておき)
姿勢を司る抵重力筋を活性化させるセロトニンシステムの遺伝的な脆弱性
・運動機能に深く関係した小脳の機能低下
ゆえに。(他にも原因あり)
すると、姿勢の悪さが目立つようになります。
これは見た目の問題だけではすみません。
猫背になる
首の筋肉が病的なまでに凝る
脳への血流が大きく低下する
発達障害人特有のウツ、慢性疲労、日中の眠気、反すうが悪化する
姿勢を保つことが、より難しくなるためさらに猫背となる
という悪循環に陥ります。
おまけに首の凝りを放置した状態だと
・心理療法はほとんど効果はない
・食事、栄養療法は半分程度の改善しか得られない
という状態になります。
体幹だけを鍛えればいい、という話ではないのですが、(下半身のストレッチや立ち方、歩き方などから始めた方がいい。)発達が快適で生産性の高い日常を送るには、体幹の開発は必須となります。