まずは「ほうび制と子どもの挑発」を読んでね。

子どもに、宿題や運動、英語、才能といった「長期的に合理的な取り組み」を行なわせる上でほうび制の話をすると、きまって(?)「それを行なうと子どものトラウマになりませんか」という質問をもらいます。

僕からすれば

・普段からあまりほめない
・勉強しろ、何でしないんだという説教

の方が、よっぽどトラウマになる気がしてなりません。(科学として臨床心理においてトラウマという言葉は乱発してはいけない)

適切なほうび制であれば、取り組み始めてまもなくは一悶着がありますが

・課題をやれるようになる
・親もほめる機会が増える
・子どもも自信がつく
・結果として、親子喧嘩は大幅に減る

となります。

注意。
誤ったほうび制ならば、トラウマの可能性はある。

・達成不可能な課題
・ほうびを気分で与えたり与えなかったりする
・ほうびが子どもにとって、あまり快楽にならない
・ほうびがもらえるのが数ヶ月、数年先といった超長期である

など。(他にもあるよ)