発達障害人の多くは、子どもの頃から強く興味を示す独特の趣味を持っています。
残念ながら、彼らとその周囲の人たちは

・将来の仕事の役に立たない単なる遊び

という認識を持っています。

それにより、社会に適応すべく、趣味を封印し仕事に役立ちそうな分野の進展に手を伸ばします。

それは勿体なさすぎます。(役立ちそうな分野はやるに越したことはないよ)

20年後には確実に暇すぎる社会がやってきます。

その時に最も重要な課題となるのが、いかに時間を潰すか、となります。

多くの人はエンターテイメントを消費することで達成しようとします。

そこで登場するのが

・極めたという条件の独特の趣味

です。

立派な仕事、あるいはそこまで行かなかったとしても、しっかりとした副業となる時代がやってきます。

超少人数しか関心を持たないような分野であったとしても、ネットの本質は絶妙なマッチングなので、必ず消費者は一定数を見つけることができます。

発達障害人が、エンターテイメントを提供する側に回ります。

だから、趣味を捨ててしまうことは大きな損失となります。(スマフォ依存は趣味ではない)

もちろん、それ一本というのは潰しが効かず危険なので、趣味以外の分かりやすく仕事に直結する技術や知識の習得に励むことも必要となります。

趣味を深化させることは、成人を迎えた発達障害人の多くにとって、最大の問題となりがちである仕事の解決にある程度は役に立ちます。