発達障害人の多くは(特にアスペルガー)、視覚の過敏さを抱えているため
・周囲の不要な情報を拾う
・脳内ではそれを第一優先として扱う(ワーキングメモリ問題の面も大きいが)
ということが起きてしまうため、人や物が多い環境においては
・集中できない
・生産性は低下する
・ミスは増える
といった事態に陥ります。
定型発達人は、この特徴を知らない、出来ないので、怠けや能力の低さとして捉えてしまいます。
根本的な改善策としては
・目の機能を改善する
・ワーキングメモリを鍛える
ことがあげられますが、まずは対症療法として不用な視覚情報を減らすことがあげられます。
超理想は
・自分の机を何も貼り付けていない無地の壁にくっ付け壁に向かって座る
・誰もいない空間で作業をする
ですが、これは難しい。
効果はそれらほどではないけれど、とりあえずとしてできるものとして卓上パーテーションがあげられます。
無駄な(?)視覚情報を完全に防ぐことはできませんが、それでも無防備(?)な状態よりも脳内の混乱は半分近く減ります。(あくまで個人の実感として。)