発達障害人の多くは

・日常生活を振り回すほどの感覚過敏を持っているにもかかわらず体内の感覚には鈍麻

という不可思議な特製を持っています。

それに加え、ストレスと疲労を

・発生させやすい
・蓄積させやすい
・抜けづらい

といった性質も抱えているため、それらが臨界点に達しても心身の危険に気づくことはなく、結果として、疲れた時が休む時、という笑えない事態を迎えます。

まして発達障害人の多くは、真面目さと責任感が強すぎるため、かりに自身の変調に気づいたとしても作業を強行します。

では、先天的な特性(?)だから諦めざるを得ないのかというと、そうではありません。

あくまでも対処療法となりますが、休みをルール化することがあげられます。

以上のような特製を抱えている発達障害人の多くは、「時間が出来たら休む」という考え方をします。

残念ながら、それでは延々に時間はやってきません。

倒れます。

そうではなく

・休息は最優先事項である、という認識を持つ
・休息は無駄のように思えるけれど長い目で捉えれば効率化させる、という理解を持つ

その上で

・休みを実行する曜日と時間を決める
・予定帳に書き込む
・具体的な休み方を決めておく (家でゴロゴロは最悪)
・疲れやストレスを感じずとも実行する

を守ることで、倒れるなどの事態は回避できます。