発達障害人が、社会をサバイバルしていくための有効な方法の一つとして
・仕事に直結した長所の伸展と活用に集中する
ことがあげられます。(必ず働かなければならない、ということではないけれど。)
発達障害人の多くは、体験的にこのことを知ってします。
同時に、不得意なことを克服することに集中するのは、非効率的であるのもわかっています。
にもかかかわらず、大半の彼らは
・短所(?)是正
に躍起となります。
理由は多岐に渡りますが、個人に原因を求めた場合
・教科書に反してとても気にしい
・評価を下げることへの強い恐怖心
・できないことを散々に責め立てられた過去
・深い劣等感を持つゆえ弱点に注視する癖
をとても強く抱えていることがあげられます。(平均点を激しく求める風土(?)や歪んだ終身雇用制度の歪みが極めて大きいのだけれども)
結果として、分かっているけれど行動に移せない、という苦しく歯がゆい事態に陥ります。
とりあえずの対策としては
・短所是正を行なってしまうことは良い意味で諦め許す
・伸ばすべき得意を一つだけ決める
・伸ばすための取り組みをざっくりではなく、何時にどれだけ行なうかを決める(構造化)
・ライザップ的な監視制度と褒美を設ける
が有効となります。