結論

発達障害人が30歳以降に、成功あるいはそこそこ人生を円滑に過ごすために欠かせない(?)要素として、10代20代に無理に友達を作らないことがあげられます。

理由の展開

成人を迎えた発達障害人の大半にとって最大の問題となるのが仕事です。

もちろん、定型発達人も大きな悩みどころとなりますが、発達障害人のそれは決して甘えではなく度合いが違います。(僕の場合は酷すぎたため、ツトムを誰の会社で引き受けようかと親戚会議が頻繁に開かれていた。預けるのは賛成、自分のところでは嫌だ、という総論賛成、各論反対の政治闘争のような状態となった)

才能に当てはまらない不適応職に就いたならば

・病的なストレス
・やらかしの頻発

・心身の限界

・辞める転職する

・以上を繰り返す

・いつしか心が折れウツや適応障害、中年ニート化

の道を辿ります。(僕の本心としてはニートや引きこもりの大半は解決した方がいいけれど、全員というわけではない。このあたりの詳細な見解はいずれ)

そうならないためにも、稼ぎに直結する才能の伸展は欠かせません。

しかし、いくら才能豊かな発達障害人であったとしても、仕事として十分な実力を発揮するには、それ相応の時間の投入が必須となります。

なんの論拠にもとづいているのかはさっぱり分かりませんが、その分野において一流となるには一万時間の取り組みが欠かせないと言われています。

社会人も30歳以降になると、よほど意識しない限りは時間を取れません。

時間が比較的に豊富な10代、20代から消化した方がいい。

友達付き合いなどをしてしまうと、そうはいきません。(大学で合コンやサークルに熱心だと何も残らないのがその典型)

気がつけば、社会の荒波に呑まれます。

ならば、友達がいない、少ないことを歓迎して活かせばいいのです。

そうすることで、才能は伸びます。(継続させる工夫は必須となる)

仕事問題は、かなり解決します。

周囲は

・負け惜しみ
・人間関係からの学びは大切

などと揶揄するだろうでしょうが、シカトでかまいません。

注意。

友達を作るな拒絶しろ、ということでありません。

人間関係の一切がないと、いくら単独行動を好むと言っても

・精神は病む
・認知は偏る

といった問題が出てきます。

友達がいないのなら劣等感として感じるだけに終わらず、それを活用しようという趣旨です。