多動衝動優位ADHD人は、 ドンピシャの才能に出会ったとしても、抑止機能( 今すべきこと以外への欲求を抑え込む) やワアーキングメモリの弱さ、新奇性(新しいことへの興味) の強さを抱えているために、 継続性の欠乏や飽き性が発生してしまい、 とても豊かな才能の進展と活用を放棄してしまうことが多々あります。

困ったことに彼らはフワフワとした自己啓発を学んでしまっている ことが多いゆえ、 真のワクワクに出会っていないから飽きてしまったのだ、 と不可思議な合理化を行ないます。

そして、相も変わらず

飛びつく

これこそ真のワクワクだと興奮する

しばらくすると飽きる

実は偽のワクワクだったと結論付ける

飛びつく に戻る
を延々と繰り返します。

気がつけば、井戸の浅堀(水が出る前に他の穴を掘り始める) だらけの人生が出来上がります。

多動衝動優位ADHD人に必要なのは、 真のワクワクを見つけるという「自分探し」ではなく、 継続力の開発となります。

超ざっくりとして

・NO GO課題による抑止機能開発

・逆向復唱によるワーキングメモリ開発

・ライザップ的な監視制度による行動管理

 

があげられます。