緩い糖質制限は発達障害人特有の脳炎症を多少は抑え込むのだろう

今回のブログ

・医師ではない吉濱の主観がかなり入った個人見解
・仮説に上に仮説を立てるという医科学としてはやってはいけない説明

となっているため、 あくまでも思考実験もしくは吉濱の妄言として捉えてね。

時々は、アスペルガーを中心とした発達障害人に緩い糖質制限を薦める理由を聞かれます。

多岐に渡りますが、大きな因子として脳の炎症を抑え込むことがあげられます。

糖質を摂るとブドウ糖が脳に運ばれ、それが終末糖化産物(AGE)となります。

すると、脳内における活性酸素消去能が著しく下がってしまい、結果として酸化損傷という形で炎症が起こります。

それが多少ならば構わないのですが、残念ながら発達障害人の多くは遺伝的(?)に活性酸素消去能が低いゆえ、終末糖化産物によるそれの不全が著しいものとなります。

結果として、炎症の度合いは定型発達人よりも遥かに深刻となり、海馬やセロトニン、ドーパミンなどの精神や疲労に直結する部位を中心とした神経細胞が摩耗し、発達障害特有の心身不調が、引き起こされるのです。(他にも色々と要因はあるよ)

だから、糖を多少は控えた方がいいのです。(糖質制限は我流でやらないでね。大半は失敗する)

<参考書籍>
アルツハイマー病は「脳の糖尿病」 2つの「国民病」を結ぶ驚きのメカニズム
(ブルーバックス)