今回のブログの注意点
・医師ではない吉濱の主観がかなり入った個人見解
・仮説に上に仮説を立てるという医科学としてはやってはいけない説明
となっているため、あくまでも思考実験もしくは吉濱の妄言として捉えてね。
発達障害人のアレルギーや難病発症率は定型発達人より高いと思われます。(早速、個人主観)
免疫バランスの基準と言えるTh1Th2が遺伝的に大きく乱れているからなのでしょう。
すると、体感する疾患だけではなく、慢性的な柔らかな「炎症」に曝されるようになります。(慢性疾患の大半は免疫異常による炎症が直接要因であることは、同意は取れている)
その範囲はおそらく、脳全体にも及びます。
それにより
・ドーパミン、セロトニンシステムの脆弱性や過剰亢進
・海馬を中心とした神経細胞の過ぎた磨耗
が起き、行動や情緒、睡眠に深刻な影響が発生します。(それ以外の脳部位の機能不全による面も大きいが)
発達障害人が、脳に有効とされる抗酸化物質を大量摂取すると心身が楽になるのは、その抗酸化作用のおかげで一時的に炎症が軽減されるからだと思われます。
しかし、いくら優れた抗酸化物質であったとしても火種はそのままなので、限界があります。
いかにTh1Th2を遺伝子次元で安定させられるかが鍵となるのでしょう。
少し話は飛躍しますが、精神医学は15年後くらいに、ようやく長期の精神障害と脳の慢性炎症という理解を取り入れます。
その時、発達障害も含めた精神疾患の治療成績は、跳ね上がることでしょう。
注意
免疫学が中心になったとしても
・ゆるい糖質制限(1日に糖質換算で50〜120㌘の摂取。50㌘以内のそれはエビデンスとしてはまだ揺れている。)
・分子整合栄養医学に則ったサプリメント摂取
・運動
・睡眠
・ペアレント療法や認知療法に代表される心理療法
などは欠かせない。