繊細で深い劣等感を持つ人の多くは
・真面目さと責任感
・過去のやらかしへの罪悪感
・失敗による自己嫌悪
・評価を落とすことへの恐怖
があまりにも過剰すぎるゆえに、明日のすべきことを深刻に捉えます。
それは、長所ではあるのですが、同時に長期的には心身や業務の進行に大きな悪影響をもたらすようになります。
その理由の一つとして、睡眠障害があげられます。
熟睡するには、睡眠中いかに脳を興奮させずにいられるかが、大きな因子となります。
しかし、上記のような人たちは、明日の仕事についてのやるべきことを考えながら眠りに入ろうとします。
これが良くない。
彼らは基本的には恐怖を前提として明日のTO DO に意識を巡らせているため、扁桃核を中心として脳が不必要な活性を起こしてしまいます。
結果として、眠りの浅さや中途あるいは早期覚醒障害に罹患します。
事実、睡眠の障害や浅さに診断がつくほどの悪化をむかえている人の多くは、扁桃核過覚醒が指摘されています。
眠りに問題があると、情緒や仕事の生産性と正確性に大きな支障が生まれます。
より、否定的に明日の作業を考え続けるという悪循環がやってきます。
超ざっくりの対策としては
・寝る1時間前に明日のすべきことを「紙」(スマフォよりもスッキリする)に書き出しておく
という超古典的方法が有効となります。(他にもすべきことはある)