隠れアスペルガー人の多くは、他人に迷惑をかけないように配慮します。

それは長所でもあるのですが、残念ながら、そのほとんどは過剰なものとなっています。

・劣等感に由来する自身の言動の全てに贖罪意識を持っている

・過去のやらかしと異質性にで痛い目にあったことを延々と反芻している

・他人の機嫌が悪化することを極度に怖れている上に、空気や他人の感情を鋭く読み込める

ことが、直接的な要因になっているのでしょう。

結果として、自分の意志を一切表さないということを、無難でありながらも最善の自己防衛策(?)と認識して選択します。

これでは、感情的な葛藤を減らすことはできますが、何一つ面白くありません。

気がつけば、必要に迫られた時にしか交流しない自分が作られます。
超ざっくりの対策として

・自分が迷惑をかけてしまった、という自身の言動を記録に取る

・それを多数派的な感覚を持っている客観的な関係性の他人に迷惑行為か否か聞いてみる
があげられます。(他にもすべきことは多々ある)