アスペルガー人の人生は体調不良との戦いであるにもかかわらず、周囲は理解してくれません。

要因は多岐に渡りますが、言葉の表現上では誰もが体験している不調である、ということがあげられます。
・眠気
・ダルさ
・疲労
・頭の重さ
・体の凝り
ただ、定型発達と比較して

・底なし
・追い込まれた状況でも体が動かない

という条件がつくのですが、上手に言葉で伝えることができない。

言葉は便利ですが、物事を矮小化するマイナスの側面も持っているゆえ、周囲は理解できないのです。(少し極論。「海は広い」は、正しい表現だけれども実際に見た時の感覚は全く伝えられていないことに近い。)

結果として、体調不良に由来する緩慢さを「なまけ」と勘違いされてしまいます。

体がしんどい最中に、人間関係でも苦労が訪れます。

死に体を蹴られるような状況に追い込まれます。