アスペルガー人は、真性(診断のつく)隠れ(軽度)問わず、自分のスペイスを徹底的に大事にします。
それが乱されたときのストレスは、定型発達人との比較の範疇を超えます。
自分にとって望ましい相性の人が、常識的な範囲での乱し度合いであったとしても、大きなストレスを抱えます。
残念ながらこの特性は、結婚においても発揮(?)される。
アスペルガー人が、結婚において苦労しやすい大きな要因の一つとなっています。
(もちろん結婚は定型発達同士でも難苦している。余談だけど、Facebookで仲睦まじい夫婦の写真をあげたりパートナーシップセミナーを開いている人の大半は、現在進行形で夫婦関係は破綻しているからね。騙されちゃダメだよ。)
心理療法などで、ある程度はスペイスへのこだわりを減らすことは可能ですが、やはり気質を根幹から変えることは難しい。
ゆえに、対処療法であるけれど、場合によっては根治的な役割を果たすことのある環境設定が重要となります。
・別居婚
・週末婚
・寝室別
・月1ホテル泊(民泊でもいい)
など。
不可能に近いのは承知ですが、考慮する価値はあります。