発達障害の特徴をマスコミが伝え回るようになったことは望ましい。(グレーゾーンの難民化に拍車をかけてしまう可能性は多いにある。)
ただ、表面的な行動を捉えた内容に終始している。
仕方のないことであるけれど、彼ら(僕も)を彼らたらしめているのは、そこではなく、慢性的な体調不良といっても過ぎた表現ではない。(もちろん他にも多岐に渡って因子はある)
しかし
・体調不良の多くは、診断のつかない範囲で起こる
・クリニックにおける標準的な検査数値では正常と出る(24時間血糖値検査、分子整合栄養医学、有機酸検査などでは異常が散見される)
不思議と見た目は
・年齢不肖
・肌艶はいい
・骨格はしっかりしている
ことが多く、おまけに
・自身のしんどさを口にすることはない(特に受動、孤立型アスペルガー人)
という特徴を抱えているために、誰も体調不良などと想像がつかない。
場合によっては、健康体に捉えられてしまうことが多い。
これでは、体調不良問題への積極的な介入は行なわれないゆえ、発達障害対策の大幅な進展は難しいと言わざるを得ない。
極論的ではあるけれど、発達障害=体調不良=各種特徴 と認識してもある程度は間違いではない。
超ざっくりの対策として
・ローカーボ(糖質制限食、僕は13年以上前に西脇俊二さんという天才精神科医から教わった)
・週2〜3回の有酸素運動
・分子整合栄養医学によるサプリメント摂取
・低血糖症対策
・定時の起床就寝
が基本となり、10年後にはこれらの価値が発達障害の世界においても、認められるようになる。
注意。
細かいやり方を知らずに取り組みとかえって悪化することがあるので参考までに。