まずは「田舎暮らしを望んではいけない(28)」を読んでね。
田舎暮らし推奨派が否定する都市とは、
・低層階建物が乱立する
状態を指します。
これは、前近代的な様相に過ぎません。
都市は、街ではないのです。
一つの技術形態といったと言った方が、的確でしょう。
全ての技術の誕生初期は、
・危険で
・使い勝手が悪く
・毒性が高く
・資源を浪費
します。
車が、その典型です。
発売当初は、
・リッター辺り走行距離は、1km(たぶん)
・排ガスには、水銀が含まれる
・破損しやすい
・乗りづらい
・うるさい
・事故を起こしやすい
といった状態でした。
現在は、大幅に改善されました。
あと30年もすれば、
・排ガスは無害
・自動運転などで、ほぼ無事故
などを達成できることでしょう。
前者だけを捉えて、車の存在を否定するのは、的外れであることが容易に理解できます。
都市も、同じです。
世界一の都市である東京ですらも、(日本人はこの事実を知らないんだよね)前近代的であったのです。
これから、ようやく現代あるいは、未来的な様相へと変容します。
その時に初めて、都市本来の力を発揮するのです。