まずは、「田舎暮らしなど望んではいけない。(27)」を読んでね。
たとえば僕が、
「・自然が大好き。
・週1回は、四駆で浜辺を走り回る。
・それにより、自然との深い一体感を得ている。
・駆け抜けたあとは、たくさんのウミガメの卵が、押し潰されてしまっている。
・だけれど、自然を愛しているのだから、仕方ないんだ。」
などと、酔いしれながら言い放ったならば、君を何を想いますか。
・独りよがり。
・偽善者。
・エゴ。
・下らないカッコつけ。
・何も考えずに、イメージだけでやっている
・自然を弄んでいる。
といった思考が、高速で巡るはずです。
田舎暮らしにも、同じことが言えます。(最初から田舎に暮らしている人は、いいからね。それは罪ではない。)
都市に住んでいるにもかかわらず、わざわざ地方へ引っ越す。
そして、静かに生育している植物たちを「潰し」て、
・家を建てる。
・畑を作耕す。
四駆の「暴走」と、何ら変わりありません。
にもかかわらず、彼らはこう言います。
「自然と一体化することが大切なのです。」と。
キチガイの領域です。
「卵は可哀想だけど植物はいい」という「差別」は、自然を愛する者が口にするはずは、あり得ません。
田舎暮らしを望む、実行する人間は、浅はかな破壊者にすぎません。