まずは、「世の中を良くしたい、と言っている人たちの大半は、偽善か害悪でしかない(16)」を読んでね。
賃金が下がり続けることで、対象となる労働者は、
1・消費を、縮小せざるを得ない。
2・同時に、未来への不安も高まるので、買い控えが起こり、その動きがさらに加速される。
3・売り上げが、減る
4・企業は、それに合わせて、販売価格を下げる。
5・デフレが、生まれる。
6・不況が、強まる。(折り込み済みのデフレは、影響ないんだけどね。)
7・その「環境圧力」により、収入が減る
8・1~7を繰り返す
という、表現に入ります。
この負の循環は、次の仕組みで、生まれました。
1・バブルが弾けて、売り上げが下がった。
2・社員を、今までと同じ人数だけ、雇ってはいられない。
3・会社側としては、首を切って、この事態を乗り越えたい
4・しかし、解雇規制が厳し過ぎるから、首には出来ない。
5・このままでは、破綻してしまう。
6・ならば、社員の給料を大幅削減することで、実質的な首切りとしよう。
7・社員も首にはなりたくないので、収入減を受け入れる
続きは明日。