まずは、「世の中を良くしたい、と言っている人たちの大半は、偽善か害悪でしかない(10)、(11)」を読んでね。
旧労働省の人間たちの「純粋なる優しさ」から生まれた理解は、芽生えた当初から、間違っていたわけではありません。
高度経済成長期という、成長が全てを隠してしまう時代と、そこからの暫くは、実に正しい善意でした。
しかし、現在では、その枠組みは適さない。
それどころか、悪化を助長させてしまう。
彼らが、新しい情報入力という勉強による意図的なそれの陳腐化、及び刷新を行わなかったことが、直接的な要因です。
勉強の伴わない善意は、必ず破綻をもたらします。