まずは「危険回避の優先順位が間違っている(11)」を読んでね。
画という「目眩し」を乗り越えたからこそ、可能となる認識です。
危機を生む社会問題も、同じことです。
それという病理による不幸の延長と拡大発生の有無の多くは、彼の「詐術的魔法」に掛かるか否かに由来しています。
しかし、その魔法に絡み取られた人の大半は、その問題が
1・唯一にして、最大であり
2・その解決こそが、全てを救うと信じ
3・また、それに尽力する自分は、絶対善である
という、狂信的な思考、精神状態へと、変容してしまいます。
負の変性意識であり、洗脳そのものです。
当然のこと、そこに、論理は存在しません。
純化された(と思い込んでいる)「善の想い」があるか否かだけが、重要な指針となります。
作戦が欠落した、大東亜戦争当時の日本軍上層部と、何ら変わりありません。
(続きは明日ね。)