まずは、「終身雇用を破壊せよ(33)イノベーション不全の温床」を読んでね
終身雇用が徹底された会社においては、人間関係の調整が、 必然的に最優先とされてしまいます。
・終身雇用制度下では、 35歳以上は転職することが不可能であるがゆえに
・定年を迎えるまで、現在の会社に依存せざるを得ず
・それまでの期間、 人にとっての仕事における最大のストレスである
・負の人間関係という、痛苦に晒されることは耐えられない
がために。
人間関係を良好なものにするには、2つの方法があります。
1・高度な意識変革によって、無条件の愛を成長させていく
2・本心としての言動を抑制して、「空気」へ迎合し、 波風を立てない
残念ながら、1は極めて難しい。
意識改革を20年以上に渡りうたってきたスピリチュアルの住人で すら、何一つ変わっていないのですから。
・いい大人になって、早起き掃除の一つも癖付けできない
・嫉妬心が、1ミクロンも減っておらず、
・自分を見つめよう、といいながら
・ そのことすら、気づいていない (僕は以前、上手くいかない家族もあるのだから、 その場合は距離を置いたほうがいい、と発言した。 そのことを懸命に「愛」で諌めた知人は、実家に帰りたがらない。 僕と同じ考えだから、嫌悪したことに気づいていないんだよね。 )
・ワクワクで生きれば上手くいく、などと言いながら
・いつまで経っても、金のために会社を辞められない
という、歴然とした事実が横たわっています。
2を、選択せざるを得ません。
しかしそれは、イノベーションにとって、最大の天敵なのです。
なぜなのか。
イノベーションの定義は、いくつかありますが、その一つに「 既存の理解や物、仕組みを刷新する」ことがあげられるからです。 (間違っても、技術革新なんて捉えちゃだめだよ)
人は、防衛本能 上、未知のモノが現れると論拠なく怖れるように作られています。
すると、自動的に
・既存へとすがり
・それが壊されそうなると
・心情、言動の全てを用いて
・激しい反発により
・防御する
ようになります 。
続く。