まずは「・終身雇用を破壊せよ(4)派遣社員増大の温床」を読んでね。
詳しくはいずれとして、その問題を解決する手段として、「正社員」を撤廃して「職務給」に切り替えることがあげられます。
その意味を込めて、年始のTV番組で経済学者が「正社員を撤廃しよう」という趣旨の発言をしたそうです。
方々から叩かれました。
やっぱりあいつは「アメリカの手先だ」という陰謀論を持ち出した人間も、多数いたようです。
彼の雇用論は、特殊なものではありません。
経済学においては、とうの昔に同意を得られている理解です。
反対しているのは、その分野では勘定に入っていないマルクス経済学と「創作経済学」という新領域を切り開いた(?)なんちゃってエコノミストくらいにすぎない。
しかし、これほどまでに一般の認知は、経済学の常識と乖離しています。
これからも、派遣社員は増えることでしょう。