まずは、「結婚について(11)酷薄な生殖戦略としての一面とスパンドレル理論」を読んでね。

以上を踏まえると、超即物的な視点で捉えれば、現代の結婚生活において、女子を守り「罪滅ぼし」を可能とする唯一(?)の因子は、経済力である、ということが理解できます。

だからこそ結婚は、

・男は経済を差し出す
・女子は、その代わりに、子どもと高い危険を内包した人生を抱え込む

条件交換と、言えるのです。

交換は、対等の価値があるとお互いに認めることで、はじめて成立する行為です。

ゆえに、経済を念頭に置こうとしない男は、結婚という条件交換の土俵へ上がることは極めて難しい。

あるいは、その資格すらもありません。(繰り返すよ。障がいで立ち行かなくなっている男には、この論は当てはまらない。彼らは、批判されないでいい)

では、現時点において低収入の男は、結婚してはいけないのでしょうか。

続く。