六本木ヒルズをどう捉えますか。
・物欲の権化?
・環境破壊の象徴?
違います。
正しくは、
1・地球環境を救うため
2・都市間競争に勝ち、日本の安寧を守るため
に、存在しています。
今回は1について。
1・ビルを圧倒的に高層化させることで、容積率が飛躍的に高まります。
2・それにより、地面に接している建物を減らすことができます。
3・余った更地に、たくさんの木々を育ませることができます。
4・それを繰り返すことで、東京は自然豊かな都市へと変容します。
森ビルは、それを実現したいがために、都心に、次々と「超」高層ビルを建てています。
お隠れになった森社長は、地球環境と日本を深く愛していた人でした。
人は環境創造のために、江戸時代には戻れません。
「モノからココロへ」と、喧伝している人間も、最新のiPhone、iPad、iMacを買って喜んでいます。
しっかりと、モノに価値を見出しています。
だからこそ、「モノで環境を再構築」する必要があります。
その決め手の1つが、圧倒的な高層化なのです。
六本木ヒルズに代表される高層ビルへの安易な環境批判は、「発想の貧困」と言わざるを得ません。
その「欠乏した思考と善意」が、結果して、地球環境を破壊します。