まずは、「資本主義が世界を救う(13)」を読んでね。

単純労働における費用競争においては、日米のような成熟国が発展途上国に勝つことはありえません。

ワーキングプアや低賃金労働を避けたいのであれば、必然的にそれ以外の仕事を探さなければいけない。

その主な職種の方向性としては、理数系を中心とした知識集約型があげられます。

余談として他には

・土木などの肉体労働

・接客や介護などのサービス労働(これらは以前から低賃金、低生産だけども)

(これらって、人工知能には「フレイム問題」があって極めて難しいし、移民政策も行なわれないから当面は安泰の職業なんだよね。)

も有効です。

アメリカではその理数系の知識集約型は、STEM(科学、技術、工学、数学)と呼ばれているそうですが、残念なことに、日米共にこれらの分野は慢性的に深刻な人手不足に陥っています。(「アメリカでは、ヨーロッパでは」という言い方って自虐国家観的で好きじゃないんだけどさ)

STEM分野の根幹となる理数教育を受ける人が、あまりにも少ないのです。

それが、格差を作り出している大きな元凶となっています。

仮に小学低学年のころから、

・人工知能教科書

・応用行動分析

を組み合わせた理数教育が施されたならば

・多くの人が楽しく

・高度な理数教育を習得することが可能となり

・高収入職の選択肢は増え

・ワーキングプアは大幅に減り

格差は、積極的に縮小されます。

グローバル経済が温存されたままで。

グローバル資本主義=格差の根源 と訴える人間は山ほどいますが、それがいかに的はずれであるかは明確です。

また、そういった人種の大半は文系頭で占められています。

続く。

理数嫌いが、格差を招く。

 

 

 

 

アスペルガーの天才型頭脳が炸裂! 誰も知らなかった《逆説の経済教室》
《資本主義&グローバル経済》こそが、世界を救う