アスペルガーは社会適応のある部分において、どんなに頑張っても乗り越えられない一面があります。

それの克服に取り組むというのは、曲がらない方向へ関節を可動させようとすることと同じほどの、不毛な努力となってしまいます。

さらには、結果の出ない自分を観て、ただでさえ大きい劣等感を強めてしまいます。

大切なことは、克服が可能な否かを見極め、難しいと判断したなら早々に諦める。

そして、あえて「狭い閉鎖された世界を確立」して、その中で「強み」を十分に発揮出来るようにしていくことが必要となります。

もちろん、改善すべき症状は多くあり、何でもかんでも「アスペルガーだから自分は出来ない」という言い訳は望ましくありません。