まずは「無駄な深刻思考(1)」 を読んでね。

他人から捉えれば、それらは、あまりにも些細な選択にすぎません。

しかし、アスペルガー人の多くは、自分の熱誠の全てを用いて、判断を下そうとします。

すると、いつのまにか、苛烈な恐怖心が沸いてきます。

深刻性とその感情は、表裏一体なので。

アスペルガー人の体は、いよいよそれに絡み取られ、身動きが取れなくなります。

そして、悩んだ揚げ句に、「何も実行しない」という選択を表します。

それを見た周りの人間は、呆れ返ります。

1・散々に相談しておきながら、いつも、何も行動しない。
2・あの人の相談のために使った時間が、無駄になった。
3・頭でっかちの口だけの、情けない人間。

と、烙印(?)を押されてしまいます。

彼は、避けられてしまいます。

友だちが、いなくなります。