アスペルガーやADHDは「空気読めない」というイメージが強い。
これは、単なるイメージではなくて、実際にそういう症状を持つことは多いです。
ただ、グレーゾーンの場合、逆に「空気を読み過ぎて疲れ果てる」という場合もあります。
周囲の環境にあまりなじめないのに、空気をよみ、そこになじもうと一生懸命努力する。
努力して、努力して、努力して、疲れ果てる。
努力の甲斐あって、それなりに溶け込んでいるので、周囲の人は誰も本人の苦労に気付かない。
これはもう、「グレーゾーンあるある」としてセミナーではよくネタにするほどの定番。
で、この頑張れば普通の人を演じることができてしまう人に共通する恋の悩みがある。
それは、「恋愛したいけれど、本当の自分を知られたら嫌われるんじゃないか」というもの。
ここを解決したかったら、やっぱり「いい子」を演じ続けることはやめたほうがいい。
普通を装うのは一時的にはいいかもしれない。
だけど、仕事や恋愛といった長期的な付き合いが発生する関係においては、これを維持するのはまず不可能。
無理すると、心身を壊してしまいます。
こういう場合、いい意味での「変わり者」というレッテルを貼ってもらえると、非常に楽になる。
さすがに変人扱いは困っちゃうけれど、「ちょっと変わってる子」ぐらいだったら、好都合。
「天然ちゃん」として、愛されキャラにおさまってしまったほうがいい。