アスペルガー人は、劣位的な存在ではありません。
出来る部位とそうでない箇所の凹凸が大きい存在にすぎない。
ただ、認知(思考や感情を作る潜在的な思い込みのようなもの)の偏りが目立ってしまうことは、認めざるを得ません。
それがあることにより、外界からの単なる中立的な情報も「自分が否定された」という形に変換して解釈します。
残念ながら、結婚相手にもその特性はいかんなく発揮(?)される。
結婚相手からの
・常識的な範囲内での親愛なるからかいには、「俺をバカにしているのか」
・柔らかい物言いでの、こうした方がいいんじゃないという提案には、「俺のやり方が間違っていると言いたいのか」
・家庭運営を円滑にするための簡単な注意も、「俺を責めるのか」
といった具合に。
時々ならば、誰にだってあることです。(特に男は、大した人物でなくともプライドの生き物ゆえに、その傾向は女子よりもはるかに強い。)
ただ、アスペルガー傾向の強い場合は、頻発してしまう。
四六時中、怒っているような状態となります。
相手は、何も言えなくなります。
コミュニケイションを取らない方が、得策と潜在的に認識します。
会話がなくなります。
心も離れます。
結婚生活は破綻します。
アスペルガー人特有の否定的認知による人間関係破壊力は、凄まじいものがある。
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