まずは「非常識な教育法がアスペルガー人を救う(15)失敗体験を減らす(2)」を読んでね。

観察的見学後は、平行遊びに取り組みます。

平行遊びの本来の意味は、「友達のそばで、自分は好きな遊びをしている」となりますが、ここでは遊びを真似ると定義します。

「さあ、みんながやっていることを真似しなさい」では、確実に失敗します。

付き添いの母親もあまりの出来なさに腹を立て、しまいには怒鳴りつけてしまい、「遊び=不快」が学習付けされ、いよいよ遊ばなくなります。

そうではなく、子どもが確実にできる部位だけを抽出して、それをさらに絶対的に成功させらるまで細分化して実践します。

成功したならば、「即時」にほめる。

それを繰り返す。

すると、子どもはルールへの理解と共に

・やる気
・実際にやってみたいという欲求

を高めます。

場合によっては、自分から和に入ります。

その中で、多少の失敗はあるでしょうが手痛い目には合わない。

結果として、対人的な自信は少しはつき、才能への悪影響は抑えることができます。

 

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