1960年代、罪のない警官の頭を鉄パイプでぶん殴って殺害し、憲法9条を守れと叫んでいた極左に共鳴する医師や医学生たちは、「精神病というものは存在しない。精神病は、弱者を抑圧するために社会が作り出した仕組みだ」という主張の元、東大をはじめとした全国の旧帝国大を占拠した。

それが、完全解決されたのは1996年。

その間、精神医学の発展は望むことはできなかった。

だから、日本の精神医学は、欧米成熟国に比べ20年ほど遅れている。

発達障がいも、その愚かな主張に巻き込まれた。

日本においての発達障がい関連の対策が進まず、ここ最近になってようやく注目を集めるようになったのも、そのため。(イギリス、スウェーデン、アメリカでは90年代初頭から優秀な改善法が展開されている)

残念ながら、今もその考えを受け継ぐ医師(統合医療系に多い)たちは、発達障がいに悩む患者へ、同じ主張をし、だから「君は発達障がい」ではない、などと説得している。

もう、日本からいなくなってほしい。

 

 

 

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