まずは「アスペルガー人の短所は、長所から生まれている(1)」を読んでね。

隠れアスペルガー人の多くは、自尊心が神経症的な状態にあると言えます。(診断がつくアスペルガー人も)

ゆえに、病的に傷つきやすい。

そんな彼らが、お店に行けば大変です。

店員の態度の一つ一つに、不快さを感じます。

食事や買い物を楽しむ場合ではありません。

そこでも相変わらず、いつものサバイバル状態へと突入します。

ここだけを捉えると、生きづらさを発生させてしまう短所でしかありません。

しかし、そうではない。

日本が世界に誇る(?)おもてなしや気遣いという長所に由来しているのです。(脳科学や心理学においては、その関連性は認められていない)

些細なことで傷つく、不快に感じる。

隠れアスペルガー人は共感性が高い。

自分も他人へ、そうしたくはない。

気遣い、その場の状況判断に長けている。

他人へ実行できる。

おもてなし。

といった具合に。

神経症的気質は、日本の財産を形成する大きな要因にもなっています。

(日本人は、アスペルガー人でなかったとしても、神経症的自尊心になりやすいS型のセロトニンシステムという、脆弱なセロトニン機能を持っている人が全体の7割を占めているのも、おもてなしを創る要因になっている。)

 

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