まずは「アスペルガー人の短所は長所から生まれている(1)」を読んでね。

アスペルガー人の多くは、学生時代から興味の方向性が特殊です。(本来は特殊ではない。)

ゆえに、定型発達が多数を占める学校や会社などの集団においては、話が全くもって噛み合いません。

時にそれが、大きな孤独を生みます。

身を置いている集団において、自分の興味に共鳴してくれる人がいないと、誰も理解してくれないと認識します。

そこだけ捉えると、短所以外の何者でもありません。

しかし、そうではない。

隙間市場においての専門家になれる可能性がある、という長所に由来しているのです。(もちろん、脳科学や心理学としての連動性は認められていない)

世の中には、アスペルガー人特有の狭い深堀された特殊興味に惹かれる人は、大勢います。

隙間市場であれば

・競争相手が少ない
・アスペルガー人お得意の狭く深くの勉強法が通用する
・技術と仕組みが細分化されていく世界、という時流に合致している

という利点が存在します。

アスペルガー人にとって、最大の障壁となる「稼ぐこと問題」を、ある程度は解決してくれます。

 

新刊

隠れ発達障害という才能を活かす逆転の成功法則 徳間書店