知的水準が高い型のアスペルガー人の多くは、論理的な話し方をし、またそういった会話を好みます。
それは立派な長所なのですが、相手にもその論理的な会話を強要してしまいます。
勉強や仕事の場では構わないかもしれませんが、雑談時にまで求めてしまうのです。
本来、雑談はある程度、話しが方々へ散らかることで成り立っています。
発達障害の中でも多動のADHDが比較的雑談が得意なのも、そのためです。(もちろん、多動にも色々な型があるので、一概には決め付けられない。)
相手の話しが、積み重ねのような組み立てから外れてしまうと、途端に指摘します。
親しく、自分が「上に立てる関係」であれば、怒り出すこともあります。
相手は、雑談における自由度を奪われます。
アスペルガー人側からも、雑談が出ることはありません。
会話は、終了します。