アスペルガー人の多くは、雑談は、中身のある内容にしなければならない、という不可思議な定義を持っています。

自分が無駄な時間を過ごしたくない、という認識によってのみ生まれているのではなく、相手のために充実した会話を構築すべき、という出所不明の使命感に駆られているのです。

おまけに、それを達成できなければ

・深い自己嫌悪

・相手からの評価が下がった恐怖(一人で勝手に思い込んでいる)

に苦しみます。

雑談の度に、勝手な社運を賭けたプレゼンのような(ちょっと極端)真剣勝負を展開しています。

楽しめるはずはありません。

疲れ果てます。

脳や無意識は、雑談=責苦と学習します。

気がつけば、雑談を回避するようになります。