まずは「アスペルガー人が雑談を克服するために(7)」を読んでね。

アスペルガー人の多くは、防衛本能が過剰発動されることが多いため(?)に、自分の注意が外へと向けられ続ける癖をつけてしまっています。(怖がりな人が肝試しをしたならば、注意や意識の全ては、その空間へ向けられるのと同じ)

これが、困ったことに雑談の際にも発揮される。

賑やかなレストランなどで話すと、アスペルガー人の注意は、雑談相手ではなく周囲の声へ注がれてしまうのです。

結果として、音声情報への優先順位がつかず、数十人が一度に自分へ話しかけているのと同等の状態が作られる。

相手の話し言葉を理解することなど、到底不可能です。

雑談どころではありません。