(母親に療育の責任を集中させるのは間違いなのだけど、そうせざるを得ない社会的現状があるゆえ母親に焦点を当てる)

グレーゾーンアスペルガーの母親の多くは、症状として(?)

・責任感が強い(実際は強いを通り越して過剰)
・継続力に長けている 
・勉強熱心

であるために、適切な技法と環境設定さえ知れば超効率的に子どもの療育を進めることができます。

残念ながら、そうならない事例も時にはあります。

原因は多岐に渡りますが、その最たる要因に忙しすぎることがあげられます。

発達障害の子の負の症状を改善させ、豊かな才能を伸ばすために必要な方略の数々を実行する上での難儀度は、大したものではありません。

知れば、多くの人が実行できます。(覚悟を強いられる、療育側の感情の操作が必要となる場面もある)

ただ、ある段階までは長い時間を必要としてしまうことが多い。

・定型の子が教えずとも覚えられることも、一から伝え見本を示さないと学習しない
・それを圧倒的な量を反復することではじめて達成できる

ために。

続く。