まずは「多動優位のADHDを改善させるには相当な覚悟が必要となる(14)」を読んでね。

その1勝が、29敗を上回る利であるならばさほど問題ではありません。

彼らの個性と言えるでしょう。

実際、成功している経営者には多動優位のADHDが多く(失敗してしまった社長にも多いけど)、彼らも1勝10敗くらいの経営判断となっています。

残念ながら、一般の多動優位ADHDは、そうなりません。

敗けが、勝ちを地中深くまで埋没させています。

「短所是正」的に、前者を減らさなければいけません。

勝ちを増やそうにも、計画性のなさがそれを阻んでいるのですから、やはり敗けを回避するという取り組みは必須となります。

多動優位ADHDは、自分の過去を美化する方向で認知を歪めています。(アスペルガーや不注意優勢型ADHDは、過去を否定的に拡大かいしゃくする。)

まずは、目論見のなさに由来する敗けの多さを精査することから始める必要があります。

続く。

多動優位ADHDは、過去の敗けを見つめる必要がある。

 

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