まずは、早くにグレーゾーンアスペルガーというフレイム(見方)を取り入れた方がいい(33)を読んでね。

2.仮に心の問題であったとしても、古典的な心理カウンセリングは無力である、について。

心理カウンセリングは、当たり前ですが、来談者の改善を目的とします。

では、何を持って改善と定義できるのか。

・具体的な行動習慣が変わる

・外からの刺激に対して、否定的な感情が沸かなくなる

が、主要なものとしてあげられます。(もちろん、他にもあるよ)

本質論としては、行動習慣は、意識から生まれます。(現実次元においては、そうせざるを得ないという「環境圧力」と「快、不快学習」による)

どの組織や人に対しても、「意識改革」という言葉を使いたがるのは、そのためです。

厳密に捉えればズレた理解なのですが、意識=心理なので、カウンセリングにおいては、必然的に行動習慣を変えることが命題となります。

残念ながら、原因帰属理論に基づいた心理カウンセリングによって、行動を変容させられた例は、皆無に等しいと言っていいでしょう。

親子関係を見つめることで、

・掃除片付けができるようになった

・毎日、運動ができるようなった

・話し上手になった

・メルマガを毎週欠かさずに書けるようになった

・夫婦関係が改善した

・食べ過ぎを止められるようになった

・収入が上がった

といった話しを聞いたことがありません。(僕だけが、聞いたことないだけかもしれないけれど)

カウンセラー自身も、大半が、それらを実行出来ていないという事実も横たわっています。

話しを飛躍させて。

意識変革は、スピリチュアルの専売特許のような状態となっています。

彼らは、自分を見つめ、瞑想をし、浄化をし、次元上昇がなんちゃら、親を許すがどうした、などと20年以上も絶叫し続けています。

しかし、現時点においても、掃除と片付けが熱い話題となっているのです。

行動習慣は、変わっていません。

意識は、改善していません。

続く。

 

アスペルガーに、心理分析なんて無力だよ。

 

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