アスペルガー人の多くは、症状の1つとして、「無駄に深刻に考える」ことが、大好きです。
そういった思考そのものを、否定するつもりはありません。
誰であろうと、重要な決断には、深刻性が伴うので。
・転職
・結婚
・海外移住
・起業
・巨額投資
しかし、アスペルガー人の多くは、(特に知性が高く、論理、合理、効率性を好む型)日常の些細なことにまで、その深刻思考を持ち込みます。
・スポーツジムへ、行くべきか否か。
・習い事教室へ、行くべきか否か。
・これから毎朝、早起きしてすぐに、メールを返す生活にすべきか否か。
しかも、それを毎回々々、真剣な面持ちで、相談します。
方々へ、持ちかけます。
最初の間は、真摯に対応できます。
しかし、ほぼ全ての人は、途中から、面倒くさくなってしまいます。
相手にするのが、嫌になってしまいます。
彼を、避けます。
しかし、それに気づかず、相談を繰り返します。
いよいよ、呆れられます。
見捨てられます。
友だちが、いなくなります。
新刊出たよ
人付き合いが苦手なのは アスペルガー症候群のせいでした。(宝島社)