まずは「発達障がいの子の負の特徴を悪化させる母親の共通点(41)ハイ、次の話です」を読んでね。

今回のブログも、特に多動傾向が強いADHDの母親に向けて。

残念ながら、多動傾向が強いADHDの母親は、こういった形での会話を成り立たせられないことが多く(?)あります。

新奇性や衝動性が強いゆえに、一つの「お題」を深掘りして話すことへ

・退屈
・苦痛

を感じしてまい、おまけに

・新しい内容へ移行したい

という欲求に駆られてしまうからなのでしょう。(たぶんね)

望ましい行動を習慣化の次元まで強化する代表的な方法として、トークンエコノミーがあげられます。

子どもが親と約束(契約くらいの強い意味の方が的確)したことを達成できたならば、ます目に強化子(ほうびのようなもの)としてシールを貼っていく、というものです。

極めて簡単な方法ですが、様々な微調整が必要となります。

・どの行動を標的化するのか
・ます目は家のどこに貼るのか
・シールの色や形は、どういったものにするのか
・シールがいくつ貯まったらほうびを与えるのか
・そのほうびは何のか
・シールを貼る頃合いはいつなのか(即時が理想)

等々。(他にもあるよ)

続く。