まずは「発達障がいの子の負の特徴を悪化させる母親の共通点(13)」を読んでね。

母親は、その辛さから方々へと相談を持ちかけます。

その行為が、彼女の信頼と助けてくれる人を失う厄災となります。

他人の熱心な助言を憶えていないがために、

・同じ人に同じ相談や質問をする
・助言を忘れて、今まで通りの愚行を選択する

ということを繰り返すからです。

・懇切丁寧に教えたコミュニケーションにおける改善方略を、2〜3週間後に真っ新な状態で教わろうとする
・グルテンと糖質を抜くために直接的な小麦関係だけはやめてほしい、と伝えた翌日に焼きそばを出す(ローカーボのことは納得したにもかかわらず)

という喜劇の領域に足を踏み込んだ奇行を演じます。(僕の来談者にもいた、というか今もいる。そういう人に限ってカウンセラーになりたがる。改善しつつあるからいいのだけども。)

それが、2回程度であれば被相談者たちも許容できます。

残念ながら、そうはならない。

4回、5回、6回と反復します。

さすがに被相談者たちは、呆れかえります。

彼女と距離を置きます。

しかし、彼女はなぜに離れていったのかを理解できません。

悲劇の主人公ど真ん中の人種へと横滑りします。

 

 

【発達障害とどう向き合うか】(実務教育出版)