募集期間:9月17日~10月31日
まずは「多動優位のADHD(成人)の改善が難しい理由(32)」を読んでね。
片付けの意味も方々になりますが、
・物の住所を決めて
・常にそこへ戻す
は、欠かせない 因子となります。
これを実行できなければ、「あれ、それ、これどこいったっけ」といった探し物行為が頻発することになります。
多くの人は、「忙しい」という言葉を口癖にしていますが(その真意の大半は、自尊心を保つことが目的となっている。僕も忙しくて昨日寝てないの)、この不毛すぎる表現により、1日平均1〜2時間は浪費しています。
多動優位のADHD人のそれは、度を超えています。
酷いのになると、3〜4時間はザラです。
・物が無駄に多く
・おまけに全てのそれらが住所不明
であるために。
結果として、ただでさえ日常業務が非効率な彼らは、深刻な時間貧困者に転落してしまいます。
発達障がい改善法に取り組む余裕など、ありません。
まして人は、発達、定型に限らず
・緊急ではない重要なこと
を防衛本能上後回しにするので、決定的と言っていいでしょう。
すると、症状は相変わらず高位安定(改善していないという意味ね)してしまいます。
日常生活は、雪だるま式に崩れます。
散らかりは、さらなる悪進化を遂げます。
ますます時間はなくなります。
だだでさえ、希少的な存在であった「余裕」は、いよいよ殲滅されます。
いよいよ改善法という理解や記憶は、彼方へと放たれます。
【片付けられないのはアスペルガー症候群のせいでした。 (コミックエッセイ)】( 宝島社)