まずは「多動優位のADHD(成人)の改善が難しい理由(6)」を読んでね。
子どもの発達障がいを改善する決め手は、理解や理性、継続力に乏しい子どもに変わって母親伴走の元で実施される療育となります。
特別なことを行なうわけではありません。
・健康的な生活習慣を身につける
・基本的な身辺整理能力を獲得する
・集団行動における決まりを学習する
・コミュニケーション能力を開発する
・遊びを通した自己表現を覚える
といった、全ての子どもに通じる内容を実践していくだけです。
ただそこで、母親には(もちろん父親も。日本の子育ては母親に負荷がかかりすぎている。)
・適切な1つの方法を
・根気強く長期的に
・継続させる
という条件が必須として求められる。
彼女が主役といっていい。
多動優位のADHDはそれを苦手とするので、主役不在となります。
子どもが療育で定義されている中身を獲得することに困難をきたします。