発達障がいの改善法は、その症状の種類にかかわらず特殊な方法を施し実践するというわけではありません。

定型発達も含めすべての人にとって必要な、当たり前のことを習慣化(癖付け)していくだけにすぎないのです。

そこに、超絶技巧の方法など存在しない。

ただ、発達障がいは、その種類によって大きく特性が変わり、それが改善の難易度にも大きな影響を及ぼしてしまうのです。

最も改善が容易なのは、素直さを兼ね備えているという条件であればアスペルガーとなります。(孤立、受け身かかわらず。積極奇異は難しい面がある)

逆に難易度が遥かに跳ね上がってしまうのは、多動優位のADHD(成人)。

彼らの頭からは、「継続という理解」が抜け落ちているため有効な改善法を続けるが極めて難儀なことに位置付けられてしまっているからです。

 

続く。

発達障がい改善の鍵は継続。一発逆転の魔法の杖など存在しない。

 

hyoshi_2

【隠れアスペルガーという才能(ベスト新書)】