まずは「アスペルガーを知らない役立たずのヒーラー、カウンセラーたちへ(39)」を読んでね。
先進国(正確には成熟国)にウツ患者が多いのは、そのためです。(もちろん、他にも多々原因はあるよ)
先進国になればなるほど、体を動かす必要はなくなります。
ボタン1つで、多くのことが叶ってしまいます。
1~9を徹底に強化する生活習慣に陥ってしまっているのです。
しかし、多くの人が「現代はストレスに満ち溢れている」と、雅な勘違いに溢れた「現代史観」を展開します。
大間違いも、甚だしい。
先述の通り、人類史は「飢餓と殺し合い」でしか、ありませんでした。
極論で決めつければ、世界史は「ユーラシア大陸の殺し合いという名のバカ騒ぎ」の一言で説明がついてしまいます。
けっして、温かい心に溢れた世界ではなかったのです。(歴然とした事実なのに、それを認めようとしないスピ系は山ほどいる。どういう頭をしているんだろう。)
その時代に比べれば、現代のストレス度合いはカワイイものです。
過去は、殺されるか否か。餓死するかどうか。
現在は、ラインが既読になるか否か。Facebookの「義理いいね押し」が億劫。
現代は、(成熟国を中心に)あまりにも刺激がなさ過ぎるがゆえに、1~9を螺旋的に加速させて、結果としてウツという「ストレスの極地」を体験しているのです。
続く。