まずは、「アスペルガー人を何も知らない役立たずのヒーラー、カウンセラーたちへ(34)」を読んでね。

そのため、ボディーワークに精を出している人ほど、腰痛や肩こり、そこまで進まずとも僧帽筋の盛り上がりや硬直に悩まされているのです。
(背筋を緊張させていると、肩甲骨の間の脊柱起立筋が同じ状態になり、それが肩の筋肉である僧帽筋に伝わってしまうため)

この一連の流れは、微細な筋反応の次元ではありません。

感覚としてあまりにも分かりやすい、大きな筋肉の話です。

にもかかわらず、それすらも「感じて」いない。

皮肉を付け足せば、感覚を一切必要としない、僅かな整形外科的な解剖学の知識があれば把握できる内容です。

直観だけではなく、筋肉への感応も散々たる状態です。

以上を踏まえれば、本質としては正しい直観と筋反応によって作られている体の感覚に従うことは極めて難しいことは、理解できます。

続く。