まずは、「アスペルガー人を何も知らない役立たずのヒーラー、カウンセラーたちへ(27)」を読んでね。
低血糖症を起こしやすいアスペルガーは、カフェイン摂取を控えた方がいいと言われるのは、そのためです。(もちろん、コーヒーには様々な健康効果があるので、全否定するつもりはない)
続けて質問。
残念ながら、アスペルガーは、カフェイン依存症になりやすい人種と言えます。
それは、どうしてですか。
答え。
・慢性的な体のダルさ
・日中の眠気
・長期的あるいは頻発的なウツと気分の落ち込み
・ストレス耐性のなさ
・依存症を起こしやすい脳器質
・副腎の疲弊
・くつろぎ下手
・寝起きの悪さ
を抱えているため。
気つけ薬がないと、しんどくて仕方がないのです。(アスペルガー全員がそうというわけではないよ。)
覚せい剤を使うわけにはいかず、気つけ薬として用いられるアンモニアは、苦痛が大きい。
・苦痛はない
・それどころか、快楽がある
・簡単に手に入る
・即効性がある
・「自覚」できる目立った副作用はない
コーヒー、紅茶、緑茶が、うってつけとなります。
結果として、それの依存を起こすアスペルガー人が、増えてしまうのです。
日本においては、コーヒーがカフェイン摂取の代表格になっています。
・日本には、紅茶を飲む文化は育っていない
・日本茶は、「摂取時において」カフェインとしては弱い
僕も以前は、1日の内に、ブラックコーヒーをマグカップで20杯は飲んでいました。(今は、2口「すする」だけ)
仮に副作用があったとしても、根本解決を得られるのならば、コーヒー摂取を薦めたいところです。
現実は、そうはいかない。
・自覚して得られる効果は、1〜2時間。(潜在的には7〜9時間続くと言われている)
・低血糖症が、進んでしまう。
・ますます体が、だるくなる。
・コーヒーを手放せなくなる
・延々の悪循環
に見舞われてしまうために。
続く。
ヒーラー、カウンセラーは、「心の主役とも言える低血糖症」のことなど、頭にないよ。
低血糖症と精神疾患治療の手引
心身を損なう血糖やホルモンの異常等の栄養医学的治療 (第5版)