発達障害人の多くは、遺伝的にセロトニンシステムが弱いと言わざるを得ません。
それゆえに、日照量が大きく減ってしまう冬の季節においては、さらにセロトニンが機能しづらくなり、冬季ウツ障害に陥ってしまいます。(太陽光などの強い光を朝10:00までに浴びることで、少しはセロトニンが活性化する。)
有効な対処法は多岐に渡るのですが、欠かせないものに光照射器があげられます。
残念ながら、一般的な照明器具は役に立ちません。
無いよりはマシでしょうが、2500ルクス以上の強さがなければ、冬季ウツ対策にはなりません。
それらは500ルクス程度です。
光照射器は、まともなものであれば、1万ルクスほどあります。
睡眠クリニックで使われているものには劣りますが、効果を発揮します。
コツとしては
・最低、1時間ほど浴びる (20分ほどでいい、と記載されているものも多いですが、それだと冬季ウツには短すぎる)
・ながら、で構わない。(ご飯、メール、読書しならがで)
・顔から50センチ以内におく
・朝、10時までに浴び終わる
・決まった時間に浴びる
・早期覚醒障害を起こしている、あるいは光照射でそうなってしまった場合は、夕方頃に30分ほど浴びる
となります。
例年の5〜6割ほどの改善は得られます。