余談。

コロナウィルスへの脅威認知の偏り。

世界において、毎年150万人がウィルス性肝炎で亡くなっています。

しかし、これは、一般人、マスコミ、政治家にとっては、何の脅威にもならないようです。(コロナを軽視するではなく)

本題。

成績の良くない児童は(学生全般)、授業態度が良くありません。

・多動
・手遊び
・居眠り
・外を眺め続ける

など。

教師や親の多くは、それが原因である、と認識しその様をひたすらに説教します。(母親はワルくない。十分すぎるほどに頑張っている。スクールカウンセラーや精神科医がダメダメなだけ)

残念ながら、ひどく的外れである場合が多い。

態度は、あくまでも結果であることが大半なのです。

その要因の代表格の一つとして、聴覚性のワーキングメモリの弱さがあげられます。(他にも要因は多々あるからね)

それが上手く働いていないと、全体的な知能の高い子であったとしても、口頭における指示や説明が理解できないゆえに、授業が苦痛になります。

そのため、よろしくない態度となるのです。

ワーキングの高い人であったとしても、つまらない話や映画、セミナーなどを聞かせられれば同じような状態となります。

それと同じことです。

にもかかわらず、ワーキングのことに対応せず説教を続けてしまうがゆえに

・勉強嫌いは加速する
・自尊心は壊れている

といった、望まない副作用だけが飛び出ます。

授業態度にあからさまな問題がある場合は、聴覚性のワーキングメモリを可能性の一つとして考慮してもいいでしょう。

ここでは、偏差値教育への矛盾を感じている、などといった壮大で現状では変えようのない要因を持ち込んでも仕方ありません。